CASE STUDY導入事例

CASE STUDY

ケーススタディー 11
株式会社ユーラスエナジーホールディングス 様

オンプレミス環境から、クラウドサービスへ!
機能拡張性働き方を見据えた決断!

PROFILE

株式会社ユーラスエナジーホールディングス様

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 様

『クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う。』を、企業理念とし、エネルギー供給と環境負荷低減を両立するという社会的ニーズに対応するため、日本・米国・欧州の3地域を中心に、数多くの風力発電事業を展開されております。また、長年にわたって培ってきた風力発電事業の経験とノウハウを活かし、太陽光発電事業にも参画されており、国内最大級のメガソーラー発電所を展開されております。

設立 2001年11月1日(2002年9月30日に現商号に変更)
本社所在地 東京都港区虎ノ門四丁目3番13号 ヒューリック神谷町ビル7F
事業内容 風力および太陽光発電事業
URL https://www.eurus-energy.com/

クラージュ クラウドサービス切替のきっかけ

Windows10への対応

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 財務部 石井様
弊社では、2014年3月より、クラージュ(オンプレミス版)を利用しておりました。
導入当初より、外部・内部の借入金の管理として活用し、状況に応じて、カスタマイズも行いながら、クラージュを運用しておりました。

そのような中、2019年に全社的にWindows10への対応を行うこととなりました。
当時、クラージュの最新版バージョンでは、Windows10に対応しており、また、新機能として、『グループ会社管理機能』や、『分割実行機能』が、翌年開けに実装予定だったため、新機能搭載を待ち、新バージョンへバージョンアップをする方向で考えておりました。

オンプレミス版かクラウド版か

OS依存からの脱却 機能拡張計画への期待

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 財務部 宮本様
バージョンアップの話を進める中で、アイディーエスさんからは、2つのご提案を頂きました。
オンプレミス版のままバージョンアップか、クラウド版に切り替えるか。

オンプレミス版は、これまで同様、もちろんサーバ環境の用意が必要ですが、そのサーバのメンテナンスやセキュリティ対策、BCP対策等も、弊社で対応する必要がありました。
また、将来的にサーバやOSの入替、クラージュ新機能追加時にもし再インストールが必要な場合は、追加でコストが発生する可能性もありました。

一方で、クラウド版では、サーバ環境関連は、全て管理をお任せし、弊社ではインターネット環境とPCの準備のみという、一般的なSaaS型のサービスでした。
その中で特に魅力的だったのが、クラージュ新機能追加が、利用料の範囲で全て提供頂けるという点でした。
特に、アイディーエスさんでは、既に200社以上いらっしゃる既存ユーザ様に機能要望アンケートを取り、それを基に、今後の新機能追加ロードマップを作成されておりました。

クラージュは大手企業様も利用者が多く、これからの時代の変化に、システムが一緒に対応してくれること、そして、アイディーエスさんのその取り組みの姿勢に、大きな期待と安心がありました。

クラージュのランニングコストは、クラウド版の方が高かったです。
しかし、インフラ関連を始め、サーバメンテナンスやセキュリティ、BCP対策、将来発生するコスト、そして、今後の働き方への柔軟な対応も、総合的に検討した結果、クラージュクラウドへの切り替へを決断致しました。
他にも、クラージュクラウドがマルチブラウザ対応をしていること、必要の際は、アドオン・カスタマイズができることなど、将来的な状況の変化への対応力も、決断への後押しとなりました。

クラージュクラウドへの移行

スムーズな移行と働き方の変化への柔軟な対応を実感

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 財務部 瀬尾様
2019年9月クラウドへの移行プロジェクトを開始しました。今回移行プロジェクトでは、同時に追加カスタマイズも並行するというプロジェクトでした。移行に関しては、バックアップデータをアイディーエスさんにお渡しするだけでした。
初めてクラージュを導入した際もそうでした。特に追加費用も無く、初期の仕訳マスタなども、借入管理業務とクラージュを熟知した、システムエンジニアの方に、全て設定して頂きました。
今回も、特にバックアップデータを渡すのみで、移行作業を実施頂き、弊社では、移行結果証跡書類を確認するのみで、特に手間は感じませんでした。
バックアップデータお渡しから、約3週間程度で、全て移行完了が完了し、検証作業を開始したのです。

画面や帳票、使い勝手などは、これまでのオンプレミス版と同様だったため、特に苦労することも無く、切り替えることができました。
クラウド化した際に、既に新機能も追加されておりましたが、操作方法のレクチャーを受け、無事に、2020年1月より、クラウドサービスの本番開始を迎えました。

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 財務部 林様
2020年1月には、新帳票機能、同年4月には、予定されていた『分割実行』機能と、順次新機能が搭載されました。
その後も新機能搭載が予定されているので、これからの機能拡張に更なる期待を抱いております。

また、予期せぬところで効果を感じたのは、新型コロナウイルス感染症対策によるテレワーク運用への対応です。
弊社でも、社員や関係者の安全や、政府の方針への対応を考え、財務部でもテレワークを実施致しました。
クラウドならではのメリットで、自宅からでも、クラージュ運用を円滑に継続することができ、クラウド移行の効果を実感致しました。

今後のクラージュ

更にクラージュに期待すること

株式会社ユーラスエナジーホールディングス 財務部 石井様
今回クラージュクラウド移行により、運用安全性の向上と、機能拡張性への期待が深まったと認識しております。
また、テレワーク運用への対応など、働き方の変化にも、柔軟に対応できると感じております。
これから、新しい金融商品や新技術の浸透もあるかと思いますし、現状でも、改善頂きたい機能もありますので、更なるクラージュの発展にご尽力頂くことを期待しております。
これからもよろしくお願い致します。

借入金管理システム クラージュ

IDSプロジェクトメンバー

IDSプロジェクトメンバー 佐々木 澄江

佐々木澄江

IDSプロジェクトメンバー 田中 智一

田中智一

(佐々木 澄江)
今回の案件では、クラウド版へのバージョンアップと併せて、オンプレ版をお使いいただいたお客様ならではのご要望を頂きより使いやすい機能を搭載したクラージュをご提供する事ができました。
また、追加機能に関するお喜びと、感謝の声を頂けました事、今回携わることとなった弊社担当者にとって何よりうれしく感じております。
クラウド版への移行をしていただいたことで、在宅勤務へのスムーズな切替が可能になったものと実感しております。
弊社での保守対応・バージョンアップなどに関しても更にタイムリーにご対応ができるものとなっております。
お客様からのご意見・ご要望を頂きながらこれからもクラージュは日々進化してまいりたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。

(田中 智一)
今回のクラウド版へのバージョンアップにおいては、長年お使いいただいたお客様だからこその様々なご意見やご要望を頂きありがとうございました。
新機能を搭載したクラージュ(借入金システム)の導入で、お客様からの「コミットメントフィーの機能追加や返済予定変更時のエクセル取込機能による入力支援機能が助かった」などの声を頂き、プロジェクトに携わったメンバーの何より励みとなりました。
また、オンプレミス版からクラウド版への切替えをして頂いたことにより、御社でのテレワークなどにもスムーズな対応をすることができました事、クラウド版にして頂いて本当に良かったと実感しております。
また、クラウド版については今後の機能アップや保守対応に関しても、従来よりも更にスピードアップでのご対応ができるものとなっております。
これからもより良い機能と使いやすいシステムとして日々進化してまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。